2009/02/06

「ラースと、その彼女」を観る。

「ラースと、その彼女」を観る。
原題は「LARS AND THE REAL GIRL」。
”REAL GIRL”っていわゆるセックス・ドールなわけで。
主人公は内気な青年ラース。
兄夫婦はガールフレンドもいないラースを非常に心配している。
そんなある日ラースが紹介したい彼女がいるという。
ネットで知り合った彼女らしい。
喜んで食事に招待する兄夫婦。
そこにラースが連れてきたのは、、、リアル・ガールのビアンカだった。
弟は気がふれてしまっったんじゃないかとパニックになる兄。
どーしていいかわからず、とにかくラースの話に合わせる兄嫁。
と、出だしはこんな感じの映画。

いい映画だった。
じんわりと心に残る映画。
人間のあったかさみたいなものを感じた。
リアル・ガールを連れて歩く変人の話、くらいにしか思ってなかったので、なんかすごく得をした気分。

主人公のラースの成長の過程を描いている映画なのだが、ラースよりむしろその周りの人々が魅力的だった。
映画だからと言ってしまえばそれまでだが、ラースとリアル・ドールを暖かく見守ってくれる。
雪降る田舎町の暖かい話。
おすすめです。