2008/11/16

上海二日目

昨晩現地入りして上海二日目の朝を迎える。

今日は試合が無い。リンクでは女子日本代表の練習があるそうで見学したいと思ったのだが完全非公開とのこと。うーん、いたしかたない。ならば「上海蟹を食ふ」ことを本日の第一目標に設定(笑)

とりあえず一番上海らしい(と思われる)浦東エリアに行きたかったので観光しながらそこを目指すことになった。まずは地下鉄9号線に乗り七宝駅で途中下車。ここには七宝老街という水郷の街があるらしい。何故「あるらしい」かと言うと「地球の歩き方」にもほとんど載っていないので場所などは詳しくはわからないのだ。駅前で場所を人に聞く。指された方角に向かうとなるほど観光地らしくなってきた。やがてこじんまりとした古い町並みがあらわれその中心を水路が流れている。

箇条書きちなみに10元出して船に乗って船上から撮った写真がこれです。おばちゃんが漕いでくれました。しかしこの街の見るべきところってのはこの水路の周りのみで、あとは軒を並ぶ食堂やら土産物屋の活気ある風景くらいかなぁ。

ところでこの通りを歩いていたら時折鼻を突く強烈な臭いが漂ってきたりする。結構キツい臭いです。原因は何だ?これでした。この写真の看板に書いてありますが「臭い豆腐」です。でも何故か繁盛してました。意外にヒトが並んでる。見た目は日本の揚げ豆腐みたいな感じなのですが臭いが強烈です。まさに臭い豆腐だ。さすがに食ってみる勇気はおきず。

活気ある通りから奥を覗くと細い石畳の路地が見えたりする。俺はこういう通路が好きなのだ

七宝老街を後にし、再び地下鉄9号線に乗る。終点でシャトルバスに乗り換え地下鉄3号線の駅へと向かう。9号線が全線開通していなくて3号線に乗り換えるには無料のシャトルバスに乗らなくてはならないのだ。不便である。3号線に乗り中山公園駅で2号線に乗り換える。人民広場駅で下車し繁華街を散策するつもりだったのだが一駅乗り過ごしてしまったらしい。地上に出ても場所が分からず歩行者天国で立ち往生する俺と団長。するとそこに若い中国人女性が声をかけてきた。英語と少しだけ日本語が出来るようだ。名はシャリーンという。


シャリーンに現在地を尋ね、我々の行く方角がわかった。シャリーンはニコニコしながら
二人を見ている。我々と一緒に歩いていいか?と聞いてきた。きっと彼女の目的地も同じ方向なのだろう。もしくは我々のことを心配してくれているのか?まぁ断る理由も無いのでOKする。だって若い女性だし(爆)しばらく会話しながら歩いているとNIKIショップに入ろうよ、と言ってきた。俺も 団長も興味ないので店の前で断る。そのとき怪しい中国人中年男性が声をかけてきた。こっちに来いと身振り手振りで裏道に誘。どうやらブランド品を安く売るよと言っているようだ。ってどー考えても偽物だろ。 シャリーンはその親父と中国語で何か喋っている。おいおいシャリーン、「この日本人のカモ、もう少しで連れて行くから!」とか言ってるんじゃないの?結局頑に拒否した俺と団長。シャリーンもあきらめたようでバーイと言って去って行った。危ない,危ない。気を取り直して歩き出すと50メートルも歩かないうちにまた若い中国人女性に声を掛けられた。おいおいまたかよ。さらにその先でも別の女性に声を掛けられる。恐るべし南京東路。女性が声を掛けてくるのは俺のフェロモンのせいだと思うのだが団長に却下される。

さて黄浦江まで歩き、対岸まではフェリーに乗った。やっと浦東エリアに到着。確かに近未来的な高層ビルが立ち並ぶ様は圧巻でもある。ここでレストランに入り念願の上海蟹をオーダーする。上海蟹は足(手?)は細身なのであまり食うところがない。途中でほじくり返すのに疲れてしまった。でもカニ味噌は絶品だ。





食事をしている間に川岸の高層ビル群がライトアップしており、帰り際には堪能する事が出来。反対の岸からこちら側も見てみたいという欲望にかられたが時間的に厳しいのであきらめた。

ホテルに戻ってからしばらくするとライターのS氏が部屋を尋ねてきて
自然発生的に飲み会のスタートだ。俺はまたもや睡魔に勝てずソファーでうたたね。だからソファーはやばいぞ。いいかげん学習しろって(笑)